こんにちは、こまです。10月4日より発売となった、「近鉄1dayおでかけきっぷ」を使って、奈良県の明日香村へ小旅行に行ってきました!
この記事では、近鉄1dayおでかけきっぷと明日香村の藤原京について紹介したいと思います。
何回かに渡り、明日香村の観光スポットについて紹介しようと考えていますので、今後、観光される予定の方や、飛鳥時代に興味をお持ちの方、ぜひ参考になってくださいね!
近鉄1dayおでかけきっぷって何?
大阪府・京都府・奈良県内、または三重県・愛知県内の近鉄電車が一日乗り放題になるお得な切符。
大阪府・京都府・奈良県内は1000円、大阪府・京都府・奈良県内↔︎三重県・愛知県内は1500円で乗降し放題!(特急券は別売り)
ということで、今回は、奈良県の明日香村へ行ってきました。
通常料金は・・・?
明日香村観光は、橿原神宮前駅からレンタサイクルを借りて村を回るのがオススメなのです。大阪阿部野橋駅から橿原神宮前駅まで片道640円、飛鳥駅までだと片道720円。
往復にすると280円〜440円お得になります。
また近隣の壷坂山駅や大和八木駅、桜井駅周辺にも史跡やおしゃれカフェがあるため、乗り放題だと気軽に途中下車ができ、観光できる範囲が広がります!
そういえば明日香村ってどんなとこ?
そういえばそもそも、明日香村ってどんなところかご存じですか?
歴史の教科書に載っていた、聖徳太子や石舞台古墳などを思い浮かべた方、正解です!
日本国建国の歴史の出発点であり、隋や唐(中国)、百済・新羅・高句麗(朝鮮半島の国々)などと外交をしながら文化や制度を整え、【国家】の基盤を作り始めた日本の夜明け・飛鳥時代の時代の舞台なんです。
推古天皇や聖徳太子、蘇我氏、中臣氏(藤原氏)、天智天皇や天武天皇・持統天皇など、さまざまな人物がこの地域で政治を行い、日本を作り上げてきました。
古墳や都跡、発掘調査中の場所、見にいこうと思わなくても大丈夫。歩いているだけで史跡に出会います(笑)
一度は聞いたことのある遺跡を間近で見て感動し、当時の風を感じながら古代に想いを馳せることができます。
古代史や歴史に興味のない方でも、のどかで美しい田園風景や、採れたて野菜を使った美味しいご飯、かわいい古民家カフェで、ゆったりとした非日常な癒しの時間を過ごせます。
「過ぎて 夏来にけらし 白たえの 衣干すてふ 天の香久山」
この歌は有名ですよね!百人一首にも出てくる、持統天皇の一首です。
676年に天武天皇が造営を始め、その妻である持統天皇が完成させた日本初の唐風都城「藤原京」
ここから大宝律令が制定され、律令国家が形成されていきます。
碁盤目状に整備されたこの都には、国の機関(役所)や寺院が配備され、中央集権統治体制が完成していきます。貴人・官人(役人)から舎人や庶民などさまざまな立場の人が住む大都市となりました。(みんな各機関へ出勤してました)
以後、奈良時代や平安時代にもこの都の設計様式はバージョンアップをしながら引き継がれていきます。
大和三山(香具山・畝傍山・耳成山)を見渡せるこの都。
近くの藤原京資料室では、歴史が学べるジオラマやパネル展示があります。当時の生活を垣間見れるこの都跡。広い空と原っぱの下、家族や友人とピクニックをしたりコスモス畑を楽しんだり。今もなお、人々にとって憩いの場となっています。
もう走り放題!犬は嬉しくてたまらんやろな〜
ちなみに、藤原京の立て札の裏手では、発掘調査も行われていました。遺構も迫力満点!
明日香あるあるの光景です(笑)
小咄
より良い国家を作るために都や律令制度、文化を力を合わせて制定したこの天武天皇・持統天皇夫妻。
今も同じお墓(古墳)に眠っています。
男女性別問わず、活躍できるこの時代。人生を尽くして、取り組めるものと、支え合える仲間がいることは幸福だろうなぁと思うんです。夫婦でも友人でも、企業パートナーでも(笑)
お二人の生き様に触れるたび、全身全霊でこの人生を駆け抜けたいな!と元気をもらえます。
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