こんにちは、こまです。
だんだん日差しが強くなり、夏日が多くなってきました。
梅雨の香りも近付く中、奈良公園の鹿たちは出産を控えています。
今日は、6月1日(水) ~30日(木)から開催される、奈良公園での小鹿公開を紹介します。
こんな方におすすめ
- 鹿が好きすぎる!
- 都会の喧騒を離れてゆっくりしたい
- 動物に癒されたい
奈良公園といえば、【鹿】
奈良公園といえば、鹿!
近鉄奈良駅を降りて奈良公園に向かえば、どこもかしこも鹿。
関西では、夏は涼をとる鹿、冬は雪の積もる鹿、と新聞の紙面を飾ることも珍しくありません。
こんな風に花壇にはえる鹿も(笑)
鹿せんべい屋さんのおじさんによると、鹿も教えれば芸をするそう。
「チョンチョン!おいで!」とおじさんに呼ばれてやってきた一頭の鹿。お手をして鹿せんべいをもらっていました!!賢い!!わかっているようです。
最近の鹿は、鹿せんべいをもらいにきて、「ちょーだいっ」というふうにお辞儀をします。私の記憶では、20年ほど前に遠足でせんべいをあげた鹿は、ちょーだいをしなかったので、最近せんべい屋さんのおじさんたちに教えてもらったのだろうか・・・
ユーモラスで愛らしい奈良の鹿たちですが、春日大社の神様、武甕槌命(たけみかづちのみこと)は白い鹿に乗って奈良へお越しになったので、神の使いと呼ばれています。
古来より地域住民の方々をはじめ、たくさんの人に大切に守られてきた鹿たちですが、農作物の被害などの深刻な問題を乗り越えるなど、長い葛藤があったそうです。
そして今では、奈良の県庁の職員的存在シンボルマスコットとして愛され、また奈良の鹿愛護会さまにより適切に守られています。
鹿の出産に立ち会える!【鹿苑】へ行ってみた!
そんな鹿たちは、産休があるみたいです(笑)
奈良公園を春日大社の方へ歩き、真っ直ぐ進むと鹿苑というところがあります。
そこでは毎年6月に、鹿の赤ちゃんが公開されます。運が良ければ、出産の瞬間が見られることもあるそう!!
私が去年見てきた様子を紹介したいと思います。
去年の6月は、もうゆだるように暑かったので、鹿たちも日陰で休んでいます。
水を張ったプールも用意されていて、水浴びをしている鹿もいました。
愛護協会の方によると、お腹が重そうで垂れ下がっており、ずっと立っている鹿は、その日に出産する可能性あるそうです。
生まれて間もない子鹿も歩いていました。よちよちしている子も、もうしっかり走っている子もいます!元気に生まれてきてくれてありがとう!!
会場内では、鹿についてのイベントも!
会場内では、クイズコーナーや展示パネルがあり、奈良鹿の生体や歴史を学ぶことができます。
鹿をしっかりと知ることで、生き物の大切さや人のとの共存の歴史を知り、よりいっそう奈良公園での鹿との触れ合いの時間を大切にすることができます。
鹿苑内限定の当たり付き鹿のオヤツもあるそう。当たっていたら、素敵なプレゼントがあるらしいです!私は当たりませんでした・・
この鹿苑での収益は、奈良鹿の保護活動に使われるそうです。
可愛いだけじゃない・・・鹿ってすごいやん!!
きっとこのイベントを見たら、こう思うはず!!
私は、平日に休暇を取って見に行ったので、人も比較的少なくゆっくり見られました。
近隣のカフェも休日より空いていてゆっくりできるので、平日に行くのはおすすめです!
ただし、水曜日が休みのお店が意外に多いので、お店情報はしっかりご確認くださいね。
お子様連れからカップル、写真が趣味の方まで、さまざまな方が楽しめるイベント【鹿苑の小鹿公開】
年に一回のこの機会にぜひ、奈良鹿に会いに行きませんか?!
小鹿公開の詳細
特別公開 「子鹿公開 ~赤ちゃん鹿 大集合!~」
期間:6月1日(水) ~30日(木) ※毎月曜日休み(6日・13日・20日・27日)
会場:鹿苑(ろくえん)子鹿公開会場
料金:一般:300円 高校生以下:無料
- ※入場券は当日券のみで、会場入口前でお買い求めいただけます
- ※入場券の提示により当日の時間内まで再入場ができます
(最後の観覧時間のための再入場は13:30まで)
一般財団法人奈良の鹿愛護協会さまHP https://naradeer.com/event/kojika.html
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